活動内容
協会の目的
日本工業炉協会は、工業炉に関する調査、研究、環境保全、安全化及びエネルギーの有効利用の推進並びに普及、啓発等を行うことにより、工業炉産業の進歩発展を図り、もって我が国経済の発展に寄与することを目的としています。
協会の事業
- 工業炉産業に関する調査及び研究
- 工業炉に関する環境保全、安全化及びエネルギーの有効利用の推進
- 工業炉に関する普及及び啓発
- 工業炉に関する規格、標準の策定及び普及
- 工業炉産業に関する研究会、講演会、セミナー等の開催
- 工業炉に関する統計、その他資料の収集及び提供
- 工業炉に関する研究開発
- 工業炉に関する内外関係機関等との交流及び協力
総会、理事会
- 総会
通常総会と臨時総会があり、通常総会は年1回開催
日本工業炉協会の最高決議機関であり、すべての正会員で構成 - 理事会
理事会は、すべての理事によって構成
協会の業務執行の決定、総会に付すべき事項等を決定
また、秋の会員連絡会の中で理事会を公開で開催して協会の業務執行状況や課題の審議を会員が確認できる機会としています。
企画調整委員会
理事会の補佐機関として理事会提案事項を事前に審査します。また、各委員会活動を総括的に掌握するとともに、各員会の横断的連絡機関とし機能しています。
委員会の活動状況
協会の目的達成のため委員会を設置し活動に取り組んでいます。
1.技術企画委員会
活動の主たるテーマ
工業炉業界のエネルギー関連の技術的な諸問題(工業炉に係るエネルギー問題、環境問題及び熱にかかわる問題等)を技術的観点から、総合的に検討します。
具体的活動状況
- カーボンニュートラルへの取り組み
2030年に向けての徹底的な省エネ施策の検討及び2050年に向けた具体的な施策の検討を行っています。 - 工業炉関連の税制、補助金事業への対応
省エネ設備補助金等の有効な制度設計について関係省庁等に提言を実施
先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金の説明会を実施
- 有害化学物質への対応
各種化学物質の規制に対応する情報発信、勉強会等を実施
令和2年度は、石綿対策、金属アーク溶接等作業規制に関する勉強会を実施
令和3年度は、化学物資管理の変更、石綿の事前調査報告システムの勉強会を実施 - セミナーの開催
令和3年度については下記の説明会を実施
経済産業省技術環境局によるカーボンニュートラル(J-クレジット)の説明会
(一財)省エネルギーセンターによる省エネルギー診断事業の説明会
ガス業界のカーボンニュートラルへの取り組みに関する勉強会 - 工業炉に関する内外関係機関との交流、協力
CECOF(欧州工業炉協会)、IHEA(米国工業炉協会)との交流
令和3年はCECOFの総会にWEBで参加
2.広報委員会
活動の主たるテーマ
- 講演会、見学会、研修会及び展示会等の企画立案及び実施
- 入会勧誘活動の推進
- 会員に対する協会サービス方法の検討及び実施等
具体的活動状況
- 工業炉見本市サーモテック、サーマルテクノロジーの開催企画
・サーモテック
「サーモテック2017」の開催(東京ビッグサイト)
2017年7月19日~7月21日 国内外190社出展
「サーモテック2022」の開催(東京ビッグサイト) 2022年6月1日~6月3日 国内外175社出展
次回は2026年開催予定
・サーマルテクノロジー
「サーマルテクノロジー2019」の開催
(グランフロント大阪 ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター)
2019年10月17日~10月18日 国内外101社出展
「サーマルテクノロジー2024」の開催
(グランフロント大阪 ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター)
2024年10月10日~10月11日 国内外93社出展 - SDGsへの取り組み
令和2年8月にSDGs推進ワーキンググループ設置
重点目標、優先課題を決定して具体的な活動を進めている。協会ホームページ、機関誌「工業加熱」で進捗状況等を発信しています。 - 工業炉協会(工業炉業界)のPRビデオ制作
ホームページ、Youtube等で工業炉の魅力を発信
3.編集委員会
活動の主たるテーマ
協会発行誌「工業加熱」の編集企画、発行及び販売促進
具体的活動状況
- 雑誌「工業加熱」の発刊
掲載記事の企画、収集
燃焼炉、電気炉に関連する各種機器、計測制御機器、耐火物など各分野の最新技術情報の提供
省エネ、環境、材料、安全等からテーマを選定し特集を企画
協会のSDGsの取り組みを掲載
エネルギー、産業史等の連載を継続
技術専門誌ではあるが、業界の広報、宣伝的な情報も提供
4.総務委員会
活動の主たるテーマ
- 会員間の総務、労務、人事及び業務全般に係る情報交換と検討
- 専門基礎講座研修会の企画立案及び実施、研修会内容全般に関する検討
具体的活動状況
- 働き方改革
働き方改革指針の発表
高齢者雇用推進への取り組み
令和2年度高齢者雇用推進ガイドラインを作成、セミナーを開催。今後も普及活動を継続 - 工業炉専門基礎講座研修会の開催
新型コロナウイルスの感染拡大により令和2年度は中止したが、令和3年度はオンライン併用で研修会を実施 - 誘導加熱専門講座開講への取り組み
誘導加熱専門講座ワーキンググループでテキスト等を作成、令和4年2月開講 - SDGsへの取り組み(中心テーマSDG5「働きがいも 経済成長も」)
SDGs推進WGと連携して具体的対応事例等発信していく予定
5.体制運営委員会
活動の主たるテーマ
- 協会の体制、運営に関する諸問題の検討及び処理
- 会員の経営基盤強化への協力
具体的活動状況
- 各委員会の横断的な情報交換を実施
6.ISO/TC244国内対策委員会
活動の主たるテーマ
ISO/TC244「工業炉及び関連設備」の国際標準案の作成、確認及び決定
工業炉及び関連技術全般に関する工業規格の策定及び普及
7.次世代経営者研修会
活動の主たるテーマ
- 会社の若手経営者、経営幹部の研修会を実施
具体的活動状況
- 毎年集合研修を開催
主な行事
- 1月
- 賀詞交歓会
- 3月
- 理事会
- 5月
- 通常総会
- 9月
- 工業炉専門基礎講座研修
- 11月
- 秋の会員連絡会(理事会)